介護の社会化」が求められているにもかかわらず、なぜ家族介護者に負担がかかり続けるのか……

妻や母を介護する高齢男性介護者への支援

介護の社会化と社会的規範の視点から

長澤ゆかり【著】

[定価]   本体3,300円(税別) 

[ISBN]78-4-86500-201-0
[判型]A5判並製
[頁数]280頁

Amazonで購入

介護者の中で多くの割合を占め身体的負担が考えられる高齢の介護者、特に増加傾向であり全体の3割を占める高齢の男性介護者に焦点を当てて、その支援方法を介護保険制度の課題から検討する。

【目次】


序章
 1. 社会背景
 2. 研究方法
 3. 用語の定義

第1章 日本における介護の構造
 1.1 日本における人口構造と世帯構造の変化
 1.2 介護保険法制定までの論議
 1.3 介護保険法の制定
 1.4 小括

第2章 「介護の社会化」の意味
 2.1 介護の社会化とは
 2.2 家族介護の評価
 2.3 日本の介護者支援制度制定が困難な要因
 2.4 小括

第3章 高齢男性介護者
 3.1 先行研究
 3.2 男性介護者支援の現状
 3.3 高齢男性介護者の語り
 3.4 小括

第4章 新たな高齢男性介護者支援の制度整備の可能性
 4.1 高齢男性介護者の実装
 4.2 高齢男性介護者を支援する方策――介護者のQOL向上に向けて
 4.3 高齢男性介護者にとっての「介護の社会化」とはなにか
 4.4 次世代への効果
 4.5 小括

終章 介護は誰が担うべきなのか
 1. 自治体における高齢男性介護者支援の方向性と課題
 2. 社会規範からの解放と介護を担う役割の振り分け
 3. 本研究の限界と課題

あとがきにかえて
謝辞/引用文献